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  • 櫻井 孝佑

フィンランドの教育について

教育に興味を持ったきっかけ。

会社員時代。北欧のデザインとサウナが好きで、フィンランドの情報を漁っているとき、教育の質が大変高く教育水準が世界トップということを知りました。


「世界幸福度ランキング」3年連続首位(日本62位)のフィンランドの教育は、知れば知るほど反比例して日本の教育の質の低さが分かっていくわけです。

その頃子どもが産まれたってのも関心の一つでしたね。


日本との違いも踏まえてちょいとまとめてみました。


教育費が無償ということ


有名な話ですが、フィンランドの教育は最初(幼少期)から最後(大学院卒業)まで無料です。

言うまでもなく教材や交通費、給食も無料です。


一方日本はいかがでしょう。

教育に経済的格差がついて回ります。

ぼくも美大の浪人はさせてもらえず、実家から物理的に最短で行ける大学でプログラミングを学ばされました。

運良くデザイナーになれたものの、そのままエンジニアになっていたら今頃幸福度を下げていたでしょう。

(エンジニアをディスってるわけではないっす。プログラミングのロジックはどこでも必要なので身につけておいて損はないです。)

周りの友人でも30近くになっても未だに奨学金と戦ってるのがいますね。

そうこうしているうちに子どもが産まれて、また経済的に望まない教育を受けさせられ、有能が無能に変えられ社会に放出されます。この繰り返し。


そうやって可能性がつぶれ、モチベーションの低下。

社会からの離脱。生産性の低下に繋がるんですねー。


教育費が無償になるだけでこんなにメリットが。

とはいえ日本ナイズするのは厳しいでしょうな。


あこがれの職業


フィンランドでは“先生”は人気の職業でもあるみたいです。

最初聞いた時は驚きました。

その理由は尊敬できる存在だからでしょう。


1.学歴

小学生以上の教員になるには大学院を出ることが必須です。

その上で何倍もの倍率で競って先生へなれるんです。

地頭が良い。

それは自然とリスペクトしますよね。


2.就業時間

フィンランドの先生の就業時間は8時〜14時とのこと。

14時に上がってボランティア活動する先生もいれば、副業で稼ぐ人もいる。

そうやって社会情勢を知って、教育に反映させる。

社会に役に立たない暗記試験を準備して、残業癖のついた日本の世間知らず教員ができあがる縮図はないんですね。


尊敬されているからこそ親も安心して子どもを学校に行かせられる。

尊敬されているからモンスターペアレントなんてのも出現しないみたいです。

幼少期には先生になりたいって人はいましたが、いつの間にか周りで先生になりたいって言う人いなかったもんなあ。なりたかったとしても公言しなかったんでしょう。


この正反対の現状も日本に取り入れるのは途方に暮れます。


教育目標


フィンランドの教育は日本のように社会に向けて“どんぐり”を作り出す教育ではなく、とにかく“個”を尊重した教育なんです。

特徴を最大限に伸ばしてあげる。それに気づかせてあげる。とても大事なことだと思います。

野球部は坊主に爪入りだ。なんてふざけたルールはもっての外。

校則もほとんどないみたいです。


あとは無駄なことを頭に詰め込まない教育。

例えばフィンランドでは小学校でクレジットカードの使用方法や、水道の契約の方法も学ぶようです。

歴史の人物ばかり詰め込んで、大人になるまでわからない日本人が恥ずかしいですね。


その結果、高校で専門の学校にいく確率がすごく高く、理想の就職に就ける=幸福度が高いに結びつくのかなと。


と、調べ物レベルで語ってしまったので、真相はフィンランドに実際に行って調査してみようと思います。

そしてなんとか日本に還元したい。

早くコロナ明けてほしい。


キーワードとしては“選択”かなって思ってます。

やりたいことがあっても校則や経済面でできることが制限される。

子どもながらに選択ができないことが常識であると叩き込まれる。

社会に出て最善の選択ができない。

苦しい苦しい。


少しでも“選択”について探ってみるために、ものとこ という「ものと子どもの小さなストーリー」に着目した企画をしています。

おもちゃや服くらいは、子どもの好きなものを提供してあげたいところ。