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  • 櫻井 孝佑

デザイナーの残業について

更新日:8月24日

結論からいうとぼくはデザイナー(クリエイターというとややこしいので)の残業は真っ向から反対派です。

ぼくも会社員時代、会社で朝日を何度も目に焼き付けました。

その時は「これがデザイナーなんだ、おれかっけえじゃん」「あー成長してるなあ」とかなんとか自分に言い聞かせて無意味な時間を過ごしていたものです。

でもふと我に返って、「デザイナー 残業 法律」とググっては、なんとかディレクターを言いくるめて早く帰れる術を探っていました。これも今となっては非常に無駄な時間でした。

遠回りした分、デザイナーとしての近道を発見したので共有したいと思います。



ではなぜデザイナー=残業だらけ(当たり前のように残業代なし)なのか。


1.新人デザイナーの作業効率


もちろん不慣れな分作業スピードは落ちます。

「そこは残業でカバーだ!」という老害の声が聞こえてきますね。


2.凝り性の末路


自分の美意識に没頭するあまり、クライアントを置いてけぼりに。

効率の悪いデザイナーの典型です。


3.残業万歳マン


令和時代に未だにいる昭和マン。

1人でもこんな人がいると厄介。しかもこういう人に限って平和主義。「あいつがやってるからみんながんばろう!」一切悪気なし。


4.案数=強いと思ってる


数打ちゃ当たる精神のディレクター。

手を動かさなきゃいけないデザイナー。


正直言ってこれら全てはその作業を振る上司(ディレクター)の力量がないんです。

そしてこの上司たちも力量のない上司に育てられた。

そんな輪廻がいつまでも続いているわけです。


「よし、おれが上司を変えてやる!」と意気込んだものの染み付いた風習のシミ取りはなかなか下っ端デザイナーにはできない。

上司は変えられない。人は変えられない。


そこらの経営本を読んで「上司は変えられない」を知ってからは「自分は変われる」を信じて行動しました。無意味な残業が発生しそうであれば、「今日は人に会うので。お先です。」といって上司の評価を気にせず上がって、沢山の“異業種”の人と飲みに行きました。

結果上司には嫌われたと思いますが、たった1会社の1人に嫌われたところで人生は狂いません。


そして「早く帰りたい!」精神が奇跡を呼ぶわけです。

実力もメキメキ上がるんですねえ。

長くなりそうなのでその話はまた今度。


ぼくは美大ではなかったので友達は様々な業種がいることも幸いでした。

自分の常識がずれていることを再認識するわけです。


そんなこんなで今のぼくのデザイン事務所では残業は禁止です。

面白く無い人になる=デザイナーではなくなると思っているからです。

楽しくなきゃ意味ないしね!


腐ったみかんは反面教師にしましょう。

残業したくないデザイナーさんはお声がけください。



櫻井